立ち寿司 @その8 (寿司:恵美須町) 本年最後の更新
どうも、元インペルダウン監獄看守長のシリュウです。
おそらく本日が今年最後の更新。
カテゴリはやはり寿司、そして何故か「立ち寿司」。
いつもの生ビールセット(1,000円)から。
ハマチや鯛などはタネの切り付けが大きいので、これである程度腹が膨れ、
リーズナブルなセットであると実感する。
今回のマグロはしっとりした身質で、今までの訪問でベスト。
明暗が分かれた貝2種。
極論すれば、身が無く、貝柱とヒモだけで構成される帆立貝。
ほとんどが養殖だが、それが皆グリコーゲン由来の甘味をたっぷり持っている。
100均回転寿司だろうが、よほどひどい店でなければ「甘~い」帆立を食える。
旨味濃く香り良い天然物には滅多に出会えないが、ハズレもまた少ないタネが帆立。
一方、鳥貝はそうはいかない。
分厚い絨毯のような旬の鳥貝は甘味も香りも強烈で、ハズレとは極端な差がある。
解凍の仕方もよくなかったのだろう。
見事な貝臭さが出てしまっていて、身もとても薄い。
クセのある水分を含んだガムを噛んでいるような心地になる。
無理に鳥貝をタネのラインナップに加えなくてもいいのでは。
帆立はもとより、鮑、赤貝、ホッキ貝、ミル(白)貝より当たり外れの落差が激しいから、と私は思う。
生ダコの塩焼き。
鮮度が良いためか、かなりレアな焼き加減。
蛸の持ち味が少し弱く塩が立ってしまうが、酒のツマミとしては悪くない。
アンキモ。
店長が「今日のは脂が乗ってなくてあまり・・・」と謙遜する。
旨味は弱いが、脂自体は良いコクといったところでちょうどいい。
むしろ、「今日のは脂バッチリ」の方が、ギトギトで辛いかもしれない。
比べるのもおかしいが、鮓 きずなで食べたアンキモの美味さを改めて実感する。
焼酎水割1、冷酒1でサクッと帰り、3,000円ちょい。
格別安くはないが、これぐらいのサクッと使いならアリかな。
さて、このマシュランに本年もお付き合いくださり、ありがとうございました。
バカ舌の乱筆乱文ではありますが、一時期よりは気合入れて書いているでしょうか・・・。
また、来年2012年もご愛読くだされば幸いです。
良いお年を!
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立ち寿司
立ち寿司@その2 セットはお得
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立ち寿司@その5
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