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来年は凄いことが起こる詐欺w

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第三春美鮨 (寿司:新橋) 四皇のオーラを感じた日

どうも、元ロジャー海賊団副船長の冥王シルバーズ・レイリーです。

外観 
一度は体験したかった東京の高額寿司。
いくつか候補はありましたが、立地・時間・予約可否から新橋の「第三春美鮨」に決まりました。

予約の隙間に何とか滑り込めたレイリーは、親方・長山一夫氏の縄張りではなく、二番手の川島さんが受け持つ区画の端っこへ。

私以外は確実に常連。
そして、漏れ聞く会話からかなりのアッパークラスだと分かります。
そこへ紛れ込んだ安サラリーマン、まさに場違い、へへ・・・。

そして、開始時刻になると長山親方が登場。
「長山劇場」とも称され、癖があるとの評判も聞いた親方だが、大げさに言えば多少のオーラを感じます。

このままでは「高額寿司の覇気」にやられます。
レイリーは「覇王色の覇気」で対抗、なんとか正気を保ちます。

お通し1 
瓶ビールを注文したところでお通し1品目。
何かさっぱり覚えていません(大した印象もなかったんですけど)。

「写真を撮っていいですか?」にこれほど緊張したのは初めて。
喉が渇いて仕方がなく、モルツをどんどん流し込みます。

お通し2 
お通し2品目のもずくとじゅんさい。

ここまでは全自動。
そして、大枚はたくのを承知で「ツマミからお任せします」と我ながら恐ろしい言葉を・・・。

タネ表 
魚や米、海苔などの産地、漁法、大きさなどが書かれたタネ表。
これを読むのがちょっと楽しい時間。

刺身 
おそらく長山親方が焼いたであろう器に刺身が盛られます。
本マグロ赤身、シマアジ、生鳥貝、星鰈。

どれも文句なく旨い。
養殖とは違うサッパリした脂の乗ったシマアジも、香りの良いマグロも。

生鳥貝も色々食べてきたつもりだが、これだけ肉厚なものにはお目にかかったことがありません。磯の香りもあくまで上品、それでいて甘みの強いこと、さらに心地よい歯切れまで感じます。

星鰈 
初めて食べた高級白身・星鰈(長崎・佐世保)。
経験不足・筆力不足で表現しきれませんが、カレイらしいサラッとした味わいでしょうか。

それでいて質の悪いカレイのように臭みをもった水っぽさなど当然微塵もなく、矛盾しますが、あっさりしつつも濃い持ち味が押し寄せてくる。ああ、凄いわ、こりゃ。

添えられている山葵(御殿場産・2年半物)と塩(伊豆大島産・伝統海塩)もこれがまたしっかり旨いんですね。

酒1 
日本酒は「梅錦・樽酒」1種のみ、勧めに従ってぬる燗で。
なお、焼酎も蕎麦焼酎(銘柄忘れた)1種のみ。

穴子白焼き 
穴子(神奈川・子安)の白焼き。
高額寿司では当然なのかもしれませんが、山葵はこまめにすりおろしています。

何と香りの強い穴子でしょう。
私には表現できませんが、今まで意識したことなかった穴子の香りにうっとりしつつ、噛むと強い弾力が歯を一瞬押し返し、そして濃い旨味が口に押し寄せてきます。

これでぬる燗もたまりませんし、こっくり甘く仕上げられた肝で飲んでも幸せを感じます。

握りへ 
そろそろ握ってもらいましょう。
ガリは塩が立った、酒のアテになる好みのタイプ。下のゴボウは私にはまったく不要です。

アオリイカ 
アオリイカ、これは想定範囲内です。

シャリは当然のように人肌です。
こちらのシャリはキシッと硬く炊き、塩・酢とも強いタイプではないようです。
でも、塩が適度に立ち、口の中でほどけるので、私は旨いと思いました。

中トロ 
本マグロの中トロ。
紀州勝浦産220kgの腹カミ2番、熟成5日目。
寿司本で何度も見た表現を自分で使う日が来るとは思わなかった・・・。

大げさではなく、衝撃でした。
キレイな霜降りが入った身は、見た目に嘘偽りなく、全体にしっかりと脂が回っていて、何とも滑らかな舌触り。ズトーンと脂と鉄分のあるマグロ自体の旨味が押し寄せ、鼻をあくまで爽やかな血の香りが抜けていき、一瞬で消えてなくなる。

大トロ 
そして、大トロ。

いや、倒れるかと思いました。
もうどう表現していいか分かりませんが、経験したことのない境地に昇天してしまいそうになりました。

冬、青森・大間や北海道・戸井の腹カミ1番の上物なんて食べると死んでしまうかもしれません・・・。

コハダ 
コハダ(熊本・天草)。
少し山葵を強めに効かせたということですが、コハダの持ち味が強く、それでいいバランスになっています。締め加減も好みで満足です。

ただ、この店より圧倒的に旨いコハダが東京中にゴロゴロ転がっているのでなければ、最近の大阪の寿司屋のコハダもなかなかのレベルなのかな、とは思います。

冷酒1 
暑かったので冷酒に切り替えます。

二番手の川島さん。
酒杯のウォッチにも抜かりなく、高級店にありそうな威圧感なく、気さくな方で非常に好感が持てました。

長山親方もちょいちょい来てはタネ説明など話かけてきますし、なかなか居心地の良い店です。親方も「寿司はお茶で」とは言わないものですから、ついつい酒が進んでしまいます。

車海老 
車海老(愛知・一色)。
オガクズから取り出した活海老を茹でて人肌に冷まして。

これまた桁違いの旨さ。
しっかりした弾力のある身を噛み締めると、とてつもない海老の甘味と香りに卒倒しそうになりました。

現在、築地市場の車海老のうち、天然物は1%とか2%ぐらい希少なものらしく、貧乏性としてはそれを聞くと余計に旨く感じてしまいますねえ。

白鱚昆布締め 
白鱚昆布締め(千葉・富津)。
昆布が香りつつ、身が固くならない素晴らしい締め加減で旨いです。淡白なタネだと山葵の旨さをさらに実感できました。

平貝 
平貝の炙り(愛知・伊良湖)。

海胆 
赤海胆(北海道・浜中)。
何ともクリーミーで、舌の上でスーッと溶けていくのがたまりません。

煮蛤 
煮蛤(三重・桑名赤須賀)。
何ともジューシーで、旨味の濃い素晴らしい煮蛤ですよ。そして、固くなく、それでいてフニャフニャでもない素晴らしい食感です。で、煮詰めも旨いなあ。

タネ表を見ると「ヤマトハマグリ」。
ってことは、在来種?いやあ、貴重な経験をさせてもらいました。

塩辛 
スルメイカの塩辛(5年物)。
味絶佳とでもいいましょうか、イカの旨味の深奥を感じます。

ここで、さらに冷酒。

海老の頭 
先ほどの車海老の頭の塩焼き。
驚いたのはキレイに剥いているので、身の部分の殻まで付いてくるんですね、香ばしくて旨かったです。

星鰈皮 
星鰈の皮の炙り。
タレに漬け込んだ皮を炙って握るわけですが、旨かったのですが、どう表現したらいいか分かりません・・・。

ミル舌炙り 
本ミル貝(愛知・渥美)ミル舌の炙り。

ミル舌は内臓を守る筋肉で、白ミル貝にはなかったはず。
やっぱり白ミル貝と香りが違いますね、風味の貫禄が違うという印象を受けます。

ここで、焼酎ロックを。

煮穴子 
煮穴子。
白焼きが弾力を強調していたのとは一転、柔らかく煮上げられています。

でも、柔らかすぎることはなく、かすかに弾力を残していて、旨味と香りがズシンと押し寄せてきます。圧巻です。

吸い物 
大きな梅干が入った吸い物が出てきました。

爪楊枝が写っていますが、これはスルメイカの塩辛をちょびちょび食べるように勧められたものです(歯を掃除した残骸ではありません)。

トロ鉄火 
川島さんに「玉子でもいいんですが、今日は締めにはトロ鉄火をお勧めします」と言われたので、否も応もなくうなずきました。

トロの旨さは経験済みですが、海苔が旨くて旨くて。
千葉・木更津で採れた正真正銘の浅草海苔(アサクサノリ種)を備長炭で手焼きしたものだそうです。

お茶 
ようやくあがりを飲む不粋。

葛切り 
葛切りのデザートも出てきました。

大阪ではなかなかありつけないだろうというタネ、丁寧な仕事、それでいて余計な仕事で素材を壊さず、とても満足することができました。

そして、すぐに緊張が解きほぐれ、居心地が良かったことも記憶に残りました。
場違いの安サラリーマンが、居並ぶ常連客の中でまったく臆することなくツマミ、寿司、酒、空間を楽しめましたから。

ざっと「2万8,000円」です。
想定範囲ですし、銀座でこれぐらい食べ、飲み散らかすともっと高額になるかなとも思います。

総合的にシャンクス、白ひげ、カイドウ、ビッグ・マム級の店ではないでしょうか。
いい経験をさせてもらいました。

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■総合    ☆☆☆☆☆
■料理    ☆☆☆☆☆
■接客    ☆☆☆☆☆
■価格    ☆☆☆
(☆5つが最高、★5つが最低)

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【第三春美鮨】 
東京都港区新橋1-17-7  (地図
03-3501-4622

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コメント
1327: by エリカ on 2011/05/16 at 01:21:02

とても良い時間過ごしましたね!記事読んで気持ち良く私まで嬉しくなって来ました。有意義な出費ですね。

1328:Re: タイトルなし by ま~くん@管理人 on 2011/05/16 at 01:24:04

>エリカさん

コメントありがとうございます。

安くはない授業料ですが、1回の人生、こういう贅沢をしてみるのもいい勉強だと強く思いました。

1329: by アルティマ on 2011/05/16 at 07:26:06

鮨屋の華のトロを満喫されたようですね~!
マグロは東京にはなかなか勝てないですね
大阪では、えー香りのマグロになかなか当たらないです

1330: by すくわか on 2011/05/16 at 09:36:23

だいぶ呑まれましたねーw。
圧巻です。鮨は芸術ですね。
海老の頭に驚きました。
素晴らしいご体験です。

1331: by カク on 2011/05/16 at 10:06:21

お~めっちゃ江戸前ですねえ。穴子の串焼き!いいですねえ。
海老が旨そう、1貫2500円くらいしそうです。
器も迫力ありますねえ。羨ましいw

1332:Re: タイトルなし by ま~くん@管理人 on 2011/05/16 at 11:04:33

>アルティマさん

コメントありがとうございます。

トロは華でしたねえ。
一口で圧倒される迫力がありました。

マグロの香り、いい経験でした。

1333:Re: タイトルなし by ま~くん@管理人 on 2011/05/16 at 11:07:15

>すくわかさん

コメントありがとうございます。

ちょっと呑み過ぎですね、酒を抑えたらもう少しお値段も、でした。

東京の名店を色々回ってみたい、というとんでもない欲望も身体の中にふつふつと・・・。

1334:Re: タイトルなし by ま~くん@管理人 on 2011/05/16 at 11:10:21

>カクさん

コメントありがとうございます。

江戸前穴子は白焼きと握りで、すっかり変身してきたのに驚きでした。

活を茹でるのは大阪でもありますが、ちょっと凄すぎて。

高いのは高いですが、その分の価値はあったので満足でした。

1347: by 八兵衛 on 2011/05/19 at 15:35:41 (コメント編集)

画像からお店の雰囲気が伝わってきそうで・・
お話を伺うだけで
良い勉強になりました

1349:Re: タイトルなし by ま~くん@管理人 on 2011/05/19 at 19:32:43

>八兵衛さん

コメントありがとうございます。

雰囲気を含めてすばらしい店でした。
高いんですが、「また行きたい」との願望が出てきてしまって仕方がありません。

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