3104丁目 (ラーメン:高槻市駅) これもまた「またおま系」と言えよう方向性の難しさ
どうも、ブローノ・ブチャラティです。
覚悟はいいか?俺はできてる。
高槻にて野暮用。
「らぁ麺屋はりねずみ」という店に目星をつけていたが、
店主の急な体調不良で臨時休業。
SNSの直前チェックしておくべきだった・・・。
すぐに近場で探して見つけたのが、この「3104丁目」。
店名の意味は分からないが、オサレ感ある外観だこと。
店内も、ビストロやバルと思えなくもない雰囲気があり、
タイル張りの腰壁も、水のポットも普通のラーメン屋とは少し違う。
店主が実はフレンチかイタリアンの出身で、
その世界で得たスープ、ソースの技を活かしたラーメンを供する。
そんな期待が沸いてくるではないか。
メニューはこんな感じ。
「魚介」のラーメンか、つけ麺で、醤油や塩かを選ぶ。
最初で最後だと思うので、特製ラーメンの醤油で、
ねぎ塩丼のランチセットも注文する。
ラーメンは今っぽいと言えば今っぽく、
普通と言えば普通で、少々野暮ったくも感じる。
外観や内観で高まった期待に反して、盛り付けが些か雑で、
あまり美意識を感じることができない。
まあ、味が良ければ大きな問題ではないので、食べてみるか。
フレンチか、イタリアンのエッセンスが入るのかと思ったのは、
完全な早合点であって、純然たるラーメン。
あっさり方向の動物ベースに、節の効いた魚介出汁。
飲み口は優しく軽く、軽い酸味で仕上げてくる。
一時期、濃厚に寄った豚骨魚介Wスープが「またおま系」とよく表現されたが、
これもまた「またおま系」だよなあ・・・。
悪くはないが、どっかで食べたことある味だな、
それすらも過ぎて、そこらでよくある味だなあとしか感じられず、
残念ながら心に響く要素がない。
プリッとした麺は、麺屋棣鄂のモノらしいが、
どうにもスープの印象が薄いので「ふ~ん」という感想に留まってしまう。
それに、このスープとこの麺の相性が良いとも思えない。
脂っこくない豚バラチャーシューも、
しっとりした鶏チャーシューも良く出来ている。
だが、これも最近はしばしば出会う仕上がり。
全体として優等生的なラーメンだとは思うが、それ以上の感想を持ち得ない。
ラーメンはたしかに進化したのだろうが、全体として水準が上がったからこそ、
印象に残る一杯というハードルはさらに高くなっているのだろうか。
まあ、昨今の複雑系に少々飽きてしまい、
昔ながら続いているシンプルな一杯の方に吸い寄せられている、
という好みの変化が大きいのかもしれないが・・・。
なお、鶏のチャーシューねぎ塩丼は、
塩ダレの塩梅が良く、なかなか良いが、
プラス150円にしてはご飯の量の少なさが気になった。
【訪問時期:2018年12月前半】
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店主の急な体調不良で臨時休業。
SNSの直前チェックしておくべきだった・・・。
すぐに近場で探して見つけたのが、この「3104丁目」。
店名の意味は分からないが、オサレ感ある外観だこと。

店内も、ビストロやバルと思えなくもない雰囲気があり、
タイル張りの腰壁も、水のポットも普通のラーメン屋とは少し違う。
店主が実はフレンチかイタリアンの出身で、
その世界で得たスープ、ソースの技を活かしたラーメンを供する。
そんな期待が沸いてくるではないか。


メニューはこんな感じ。
「魚介」のラーメンか、つけ麺で、醤油や塩かを選ぶ。
最初で最後だと思うので、特製ラーメンの醤油で、
ねぎ塩丼のランチセットも注文する。

ラーメンは今っぽいと言えば今っぽく、
普通と言えば普通で、少々野暮ったくも感じる。
外観や内観で高まった期待に反して、盛り付けが些か雑で、
あまり美意識を感じることができない。
まあ、味が良ければ大きな問題ではないので、食べてみるか。

フレンチか、イタリアンのエッセンスが入るのかと思ったのは、
完全な早合点であって、純然たるラーメン。
あっさり方向の動物ベースに、節の効いた魚介出汁。
飲み口は優しく軽く、軽い酸味で仕上げてくる。
一時期、濃厚に寄った豚骨魚介Wスープが「またおま系」とよく表現されたが、
これもまた「またおま系」だよなあ・・・。
悪くはないが、どっかで食べたことある味だな、
それすらも過ぎて、そこらでよくある味だなあとしか感じられず、
残念ながら心に響く要素がない。

プリッとした麺は、麺屋棣鄂のモノらしいが、
どうにもスープの印象が薄いので「ふ~ん」という感想に留まってしまう。
それに、このスープとこの麺の相性が良いとも思えない。

脂っこくない豚バラチャーシューも、
しっとりした鶏チャーシューも良く出来ている。
だが、これも最近はしばしば出会う仕上がり。
全体として優等生的なラーメンだとは思うが、それ以上の感想を持ち得ない。
ラーメンはたしかに進化したのだろうが、全体として水準が上がったからこそ、
印象に残る一杯というハードルはさらに高くなっているのだろうか。
まあ、昨今の複雑系に少々飽きてしまい、
昔ながら続いているシンプルな一杯の方に吸い寄せられている、
という好みの変化が大きいのかもしれないが・・・。

なお、鶏のチャーシューねぎ塩丼は、
塩ダレの塩梅が良く、なかなか良いが、
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