尾道ラーメン十六番 本店 @その15 (ラーメン:西長堀) 垣間見える「なんちゃなさ」の魅力
どうも、ニッコロ・マキャヴェッリです。
人間は、運命に乗ることはできても逆らうことはできない。
久しぶりに十六番。
開店時刻から2~3分後の到着で、先着は1人。
じわりじわりと客が増え、しばらくするとほぼ満席に。
客層は、やたら店主と話したがるラヲタ、といった層ではなく、
いかにもラーメンが好きそうなタクシー運転手とか、
調度類の古さも目立ってきた店内に年齢層高めの男が密集する。
今回の注文は、ラーメンライスのAセット。
付いてくる甘さの強いキムチが、この店では何故だか好きだ。
手際のよいサーブで供されたラーメン。
このルックス、そして立ち上ってくるスープの香りに、
いささか懐かしさを覚える。
デフォルトでもチャーシュー麺なみのチャーシューボリューム、
そして半個入ってくる味付け玉子。
この一杯に入っていた玉子は崩れもあり少々不出来だが、
半熟トロトロが大勢を占める昨今にあって、頑なにほぼ固茹で、
というのも何だかこの店らしくて良い。
スープは鶏をベースに、豚が少々加わり、
節類、煮干、昆布などの魚貝出汁がミックスされる。
こう書くと、昨今のトレンド店のようでもあるが、
どこか良い意味での「なんちゃなさ」があるのが実にいい。
無論、単純平板な味ではないのだが、複雑多層という味ではない。
普段使いとして、何も考えずにザブザブ喰うに最高の味わいだ。
醤油ダレとのバランスも良く、背脂ミンチが程よいコク味を添加し、
またその食感も心地よいアクセント。
麺は尾道から取り寄せている平打ちストレート。
しなやかさもあり良い麺だが、何より好きなのはサクサク感。
どこかスナック麺のような顔が垣間見えるのだ。
味良く、加えて上質の「なんちゃなさ」を合わせ持つスープに、
しっかりと美味いが、どこかスナック麺の雰囲気のある麺。
この組み合わせはとても魅力的だ。
チャーシューメン並の一杯に、ご飯とキムチで770円。
素晴らしいラーメンライス。
【訪問時期:2018年10月前半】
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人間は、運命に乗ることはできても逆らうことはできない。

久しぶりに十六番。
開店時刻から2~3分後の到着で、先着は1人。
じわりじわりと客が増え、しばらくするとほぼ満席に。

客層は、やたら店主と話したがるラヲタ、といった層ではなく、
いかにもラーメンが好きそうなタクシー運転手とか、
調度類の古さも目立ってきた店内に年齢層高めの男が密集する。
今回の注文は、ラーメンライスのAセット。
付いてくる甘さの強いキムチが、この店では何故だか好きだ。

手際のよいサーブで供されたラーメン。
このルックス、そして立ち上ってくるスープの香りに、
いささか懐かしさを覚える。
デフォルトでもチャーシュー麺なみのチャーシューボリューム、
そして半個入ってくる味付け玉子。
この一杯に入っていた玉子は崩れもあり少々不出来だが、
半熟トロトロが大勢を占める昨今にあって、頑なにほぼ固茹で、
というのも何だかこの店らしくて良い。

スープは鶏をベースに、豚が少々加わり、
節類、煮干、昆布などの魚貝出汁がミックスされる。
こう書くと、昨今のトレンド店のようでもあるが、
どこか良い意味での「なんちゃなさ」があるのが実にいい。
無論、単純平板な味ではないのだが、複雑多層という味ではない。
普段使いとして、何も考えずにザブザブ喰うに最高の味わいだ。
醤油ダレとのバランスも良く、背脂ミンチが程よいコク味を添加し、
またその食感も心地よいアクセント。

麺は尾道から取り寄せている平打ちストレート。
しなやかさもあり良い麺だが、何より好きなのはサクサク感。
どこかスナック麺のような顔が垣間見えるのだ。
味良く、加えて上質の「なんちゃなさ」を合わせ持つスープに、
しっかりと美味いが、どこかスナック麺の雰囲気のある麺。
この組み合わせはとても魅力的だ。

チャーシューメン並の一杯に、ご飯とキムチで770円。
素晴らしいラーメンライス。
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【過去記事】
その8 ・・・ 安定感
その9 ・・・ 古典回帰
その10 ・・・ ご飯がない!
その11 ・・・ 改めて美味い
その12 ・・・ 懐かしき優しき味
その13 ・・・ 十二分に価値ある代打
その14 ・・・ 十六番ラーメン
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