築地玉寿司 ささしぐれ 表参道ヒルズ店 (鮨:表参道) お江戸らしさを感じない、緩い寿司
どうも、フランソワ・ラブレーです。
カーテンをおろせ、道化芝居は終わった。
久しぶりの江戸下向。
上役が設定した商談は場所・時間とも、絶妙極まりない中途半端さ。
ランチを自由に楽しめそうにないし、夕方には帰阪の途に就かなくてはならない。
昼食を摂る余裕もないまま、原宿・表参道エリアでの午後商談が終わった。
ここからは上役と別行動、遅めではあるが江戸ランチを楽しめると期待したら、
上役が昼飯を一緒にと誘ってくる。
後の予定が帰阪のみということがバレている身にとって、
この誘いを断るに足る合理的かつ説得力のある理由が見当たらない。
そして、昼飯を求めて上役が入ったのは、まさかの表参道ヒルズ。
オッサンリーマン2人のランチスポットとして、まあ相応しくない建物、雰囲気。
大阪とは根本的に何かが違うお江戸のオサレ女子が闊歩しております。
汗をかき、疲れているオッサンなんて下等生物に思われていることでしょうw
想像通り、どの店もそこそこ高く、内容もどうも興味を惹くものがない。
「どこにする?」と上役がウキウキ聞いてくるので、
食のカテゴリーとしては大好きな鮨を選んだ。
「ささしぐれ」という屋号だが、大手チェーンの築地玉寿司の支店のようだ。
さすが表参道ヒルズに入っている店だけあって、
そこそこオサレの雰囲気であり、ランチタイムはとっくに過ぎた時間だが、
オサレ女子やオサレ外国人で、席はほぼ埋まっている。
美味い鮨屋と親和性の高い客層には思えないが、中途半端にケチって後悔したくないので、
「おすすめにぎり(1,580円+税)」を注文。
注文を終えてしばらくすると、まずサラダが出てきた。
鮨屋には野菜がない・少ない。
そこは理解できるが、サラダを付けるのってどうだろうか。
生野菜の青い香りや味が、魚と徹底的に喧嘩すると思うので、
一瞬で平らげ、お茶で口の中をリセットしておく。
サラダを食べ終え、しばらくすると握りが供された。
メニュー写真のほぼそのまんま。
北海道発祥の店、回転寿司、立ち喰い寿司。
それ以外のお江戸の店でも、サーモンが出てくるのか。
その一方で、コハダはない。
サーモンに、ボタンエビに、帆立貝柱。
北海道直送の上物であれば美味いんだろうが、
値段的にもちろんそんな訳はなく、頼りない歯ごたえに、
妙に強い甘み。
握りの姿形はパッと見、悪くはないのだが、
食べてみると強い違和感を覚える。
米粒は柔らかめに炊き上げ、柔らかく握ってあるが、
酢飯が口中ですぐにほぐれず、いささかストレスになる。
酢飯自体も、何とも妙な塩梅だ。
塩は少しも効いておらず、酢の香りはしているが、
味の上では存在感がない。
同様に、締め鯖も極めて緩い塩梅で、
柔らかくなってしまった生鯖を食べさせられているような錯覚に陥る。
ここは本当にお江戸なのか。
今、私が寿司を食べている地は東京なのか。
と不安になるぐらい、江戸らしさ、江戸前握りらしさというものを感じなかった。
店を出る際、自然と上役の背中を睨み付けていた。
【訪問時期:2018年8月前半】
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カーテンをおろせ、道化芝居は終わった。
久しぶりの江戸下向。
上役が設定した商談は場所・時間とも、絶妙極まりない中途半端さ。
ランチを自由に楽しめそうにないし、夕方には帰阪の途に就かなくてはならない。

昼食を摂る余裕もないまま、原宿・表参道エリアでの午後商談が終わった。
ここからは上役と別行動、遅めではあるが江戸ランチを楽しめると期待したら、
上役が昼飯を一緒にと誘ってくる。
後の予定が帰阪のみということがバレている身にとって、
この誘いを断るに足る合理的かつ説得力のある理由が見当たらない。

そして、昼飯を求めて上役が入ったのは、まさかの表参道ヒルズ。
オッサンリーマン2人のランチスポットとして、まあ相応しくない建物、雰囲気。
大阪とは根本的に何かが違うお江戸のオサレ女子が闊歩しております。
汗をかき、疲れているオッサンなんて下等生物に思われていることでしょうw
想像通り、どの店もそこそこ高く、内容もどうも興味を惹くものがない。
「どこにする?」と上役がウキウキ聞いてくるので、
食のカテゴリーとしては大好きな鮨を選んだ。

「ささしぐれ」という屋号だが、大手チェーンの築地玉寿司の支店のようだ。
さすが表参道ヒルズに入っている店だけあって、
そこそこオサレの雰囲気であり、ランチタイムはとっくに過ぎた時間だが、
オサレ女子やオサレ外国人で、席はほぼ埋まっている。
美味い鮨屋と親和性の高い客層には思えないが、中途半端にケチって後悔したくないので、
「おすすめにぎり(1,580円+税)」を注文。

注文を終えてしばらくすると、まずサラダが出てきた。
鮨屋には野菜がない・少ない。
そこは理解できるが、サラダを付けるのってどうだろうか。
生野菜の青い香りや味が、魚と徹底的に喧嘩すると思うので、
一瞬で平らげ、お茶で口の中をリセットしておく。

サラダを食べ終え、しばらくすると握りが供された。
メニュー写真のほぼそのまんま。
北海道発祥の店、回転寿司、立ち喰い寿司。
それ以外のお江戸の店でも、サーモンが出てくるのか。
その一方で、コハダはない。

サーモンに、ボタンエビに、帆立貝柱。
北海道直送の上物であれば美味いんだろうが、
値段的にもちろんそんな訳はなく、頼りない歯ごたえに、
妙に強い甘み。
握りの姿形はパッと見、悪くはないのだが、
食べてみると強い違和感を覚える。
米粒は柔らかめに炊き上げ、柔らかく握ってあるが、
酢飯が口中ですぐにほぐれず、いささかストレスになる。

酢飯自体も、何とも妙な塩梅だ。
塩は少しも効いておらず、酢の香りはしているが、
味の上では存在感がない。
同様に、締め鯖も極めて緩い塩梅で、
柔らかくなってしまった生鯖を食べさせられているような錯覚に陥る。
ここは本当にお江戸なのか。
今、私が寿司を食べている地は東京なのか。
と不安になるぐらい、江戸らしさ、江戸前握りらしさというものを感じなかった。
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