麺屋 はなぶさ (ラーメン:堺筋本町) 鶏がもう少し強ければ
どうも、セバスティアン=ロシュ=ニコラ・シャンフォールです。
着想が豊かだからといって、その人間が知的だとは必ずしも言えない。
配下に多くの兵士がいるかといって、統率する将軍が立派だとは限らないのと同じだ。
堺筋本町から松屋町筋寄り、大阪産業創造館のすぐそばにある「麺屋 はなぶさ」。
店主は、福島海老江の人気店「中華そば 無限」出身で、
行きたいと思いつつ、なかなか来れなかった店にようやく訪問。
メニューはこんな感じ。
(これは店外に貼っているメニュー。念のため・・・)
無限の塩ラーメンが美味かった記憶が強く、塩そばに興味を惹かれるが、
ここは基本の中華そばをいただきましょう。
着丼と同時に、魚介系の香りが鼻をくすぐる。
ちっ、チャーシューは、レア系か・・・。
とりあえずスープの下に沈めて、出来る限り加熱しておこう。
名古屋コーチンに、複数種の魚介を合わせたスープ。
ああ、貝の存在も感じるなあ。
鶏・魚介のWスープで、旨味の多層階層が構成されているが、
あまり複雑に走りすぎず、カドがなく、スッと入ってくるとことは好感。
麺は、平打ちがかったストレート麺。
無限に似ているかな、何年も行っていないから適当な記憶だけど。
中盤から「ん?待てよ・・・」という気持ちになる。
バランスが良いと思ったスープではあったが、鶏に対して魚介が強い。
いや、中盤以降、魚介が強さを増し、鶏の存在感を徐々に侵食し始める。
「魚濃い=魚臭い」ほどの侵食には至らぬものの、いささかバランスを崩し、
食後感に微妙な印象が残ることになった。
鶏がもう少し強ければ、バッチリの塩梅だったと思う。
しばらくスープで加熱しておいたチャーシュー。
表面に香ばしさを持たせているのはいいが、中に残るグニャリとした食感が、
やはりどうしても受け付けない。しっとり、とは明らかに違う。
丁寧に調理されたローストポークは歓びの美味であるが、
レアチャーシューなるものは、そこには決して至らぬ中途半端な代物。
何が美味いのか、未だ理解できない。
ご飯は、小にするつもりが、間違えて中の食券を買ってしまった。
ご飯が艶々で美味ければそれでもいいが、残念ながらパサパサ。
どうでもいいが、ホール担当の女性の接客はサバサバ。
あと、玉子の味付けが少し甘すぎるのが難点で、
全体的に少し甘ったるくなり、食中での飽きを誘うと感じた。
【訪問時期:2017年8月前半】
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着想が豊かだからといって、その人間が知的だとは必ずしも言えない。
配下に多くの兵士がいるかといって、統率する将軍が立派だとは限らないのと同じだ。

堺筋本町から松屋町筋寄り、大阪産業創造館のすぐそばにある「麺屋 はなぶさ」。
店主は、福島海老江の人気店「中華そば 無限」出身で、
行きたいと思いつつ、なかなか来れなかった店にようやく訪問。

メニューはこんな感じ。
(これは店外に貼っているメニュー。念のため・・・)
無限の塩ラーメンが美味かった記憶が強く、塩そばに興味を惹かれるが、
ここは基本の中華そばをいただきましょう。

着丼と同時に、魚介系の香りが鼻をくすぐる。
ちっ、チャーシューは、レア系か・・・。
とりあえずスープの下に沈めて、出来る限り加熱しておこう。

名古屋コーチンに、複数種の魚介を合わせたスープ。
ああ、貝の存在も感じるなあ。
鶏・魚介のWスープで、旨味の多層階層が構成されているが、
あまり複雑に走りすぎず、カドがなく、スッと入ってくるとことは好感。

麺は、平打ちがかったストレート麺。
無限に似ているかな、何年も行っていないから適当な記憶だけど。
中盤から「ん?待てよ・・・」という気持ちになる。
バランスが良いと思ったスープではあったが、鶏に対して魚介が強い。
いや、中盤以降、魚介が強さを増し、鶏の存在感を徐々に侵食し始める。
「魚濃い=魚臭い」ほどの侵食には至らぬものの、いささかバランスを崩し、
食後感に微妙な印象が残ることになった。
鶏がもう少し強ければ、バッチリの塩梅だったと思う。

しばらくスープで加熱しておいたチャーシュー。
表面に香ばしさを持たせているのはいいが、中に残るグニャリとした食感が、
やはりどうしても受け付けない。しっとり、とは明らかに違う。
丁寧に調理されたローストポークは歓びの美味であるが、
レアチャーシューなるものは、そこには決して至らぬ中途半端な代物。
何が美味いのか、未だ理解できない。

ご飯は、小にするつもりが、間違えて中の食券を買ってしまった。
ご飯が艶々で美味ければそれでもいいが、残念ながらパサパサ。
どうでもいいが、ホール担当の女性の接客はサバサバ。
あと、玉子の味付けが少し甘すぎるのが難点で、
全体的に少し甘ったるくなり、食中での飽きを誘うと感じた。
【訪問時期:2017年8月前半】
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