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Youtuber動画の何が面白いのか、未だ微塵も理解できない

それ経由で投資って・・・。

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櫓鮨 (鮨:北新地) 一度は訪問すべき名店

江戸下向で訪問した3軒の鮨屋。

弁天山美家古で、江戸から続く楷書の美というべき鮨の美味さに出会った。
鶴八分店は、鶴八一門の正統継承というべき、美味しい握りにただただ感動した。
紀文寿司は、下町の枯れた名店という趣の中で、肩肘張らずまったり楽しんだ。

いずれも予約の取れない人気高額店というわけではなく、
タネ質が飛びぬけているわけではなく、いわゆる江戸前仕事を実直に施し、
代々受け継がれてきた味を頑なに守っている。

それが決して古びた鮨ではなく、まず単純に美味しい。
それでいて、値段もまったく高くないのだから、正直参ったのだ。

東京は鮨、大阪は寿司。
カテゴリがそもそも違うものだった、そんなことも考えた。

d-IMG_9019.jpg 
そういった気持ちが芽生えた中、とある鮨屋に訪問した。

Iさんとは違ったポジションでの、我が鮨道の師にお誘いいただいて、
北新地の路地裏に向かった。

d-IMG_9020.jpg 
櫓鮨。
親方は三代目(たしか)で、歴史は100年を超える。

何とも風情あるというか、枯れた建物で、紀文寿司に通ずる趣がある。
74歳と言った親方の品と柔和な雰囲気も、紀文の親方に似ている。

d-IMG_9021.jpg 
撮り辛い照明・・・。

突き出しは、山芋の千切りだっただろうか。

一見客を取り調べすることはなく、さりとて放置もせず、適度な距離を保つ。
割りとおしゃべりなのは、関西ならではか。

d-IMG_9022.jpg 
煮蛸は薄味の味付けだが、何気に美味い。

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もう水は流していないが、手洗いの水道が昔ながらの店を物語るようである。

客層も昨今の鮨屋と違うというか、何しろ濃いw

d-IMG_9024.jpg 
握りに入る前には、ガリと青紫蘇の小鉢が置かれる。

意外だったのは、ガリはシャッキリと辛いもの。
少し甘めに仕立てていると想定していたが、グッと江戸寄り。

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マグロ。

d-IMG_9026.jpg 
全力でピンボケしているトロ。

47年通っているという圧の強いご婦人が「今日のシャリは駄目」と親方に突きつけた通り、
水加減を間違えたのか、たしかにベチャついた酢飯である。

しかし、それをどうでもいいと思わせるぐらい、全体に雰囲気が心地よく、
不思議と美味いと感じさせる。

d-IMG_9027.jpg 
車海老のおどり。

d-IMG_9028.jpg 
鮑だったか。

酢飯は、一定量を炊いて、飯切りで合わせ酢を掛けて切っていく、というのではなく、
都度ボールでほんの少し酢を掛ける、といった感じだろう。

米粒は水分をたっぷり含んで柔らかく、塩と酢をほとんど感じない酢飯であるが、
これが少しも嫌でなく、それなりに美味いと思わせる空気は凄まじい。

d-IMG_9029.jpg 
イカ海胆。

d-IMG_9030.jpg 
車海老頭。

d-IMG_9031.jpg 
イカ。

d-IMG_9032.jpg 
つぶ貝かな?

d-IMG_9033.jpg 
納豆。
納豆を握ってくるとは、珍しい。

d-IMG_9034.jpg 
ネギトロ。

トロに白ネギの先っぽの柔らかい部分を乗せ、海苔の鉢巻。
これも珍しい。

d-IMG_9035.jpg 
名物の穴子。

老齢の親方の所作は、基本スローモー。
ただ、本能なのか、所々でとても素早い動きを見せる。
穴子をくるっと巻く所作は、高速といっていいレベル。

穴子のタネ質がどうこうということではない。
この雰囲気で、初代から継ぎ足しの煮詰めで喰う、それでいいのだ。

d-IMG_9036.jpg 
貝割れ大根。

撮り忘れたが、最後は鉄火巻。

これも海苔に酢飯を広げ、マグロを並べ、巻簀で一気に巻き上げる。
この所作の速さは、そこいらの若手職人の及ぶところではなかった。

タネ質といい、酢飯といい、通い詰めたい水準というわけでは決してない。
ただ、親方、そして建物および店全体の雰囲気、何とも言えぬ枯れた感じが良く、
大阪で一度は行っておくべき鮨屋だろう、と思う。

タイヤ屋やガス会社の料理本と懇意にし、江戸前を気取る関西イマドキ鮨屋よりも、
よっぽど江戸に近い空気がここにある、そんな気がしてならなかった。

【訪問時期:2015年4月前半】

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コメント
9715: by 明るい農村 on 2015/09/07 at 17:23:46

昔の関西のお寿司の見本なんですね。東だ西だと深く考えずに美味い物を楽しむ、これが基本ではないかと思う様になってきました。

9716:Re: タイトルなし by ま~くん on 2015/09/08 at 07:18:28

>明るい農村さん

コメントありがとうございます。

この店を訪問して、色々スッキリしました。

以降、以前とは少し違う形で、自然体で楽しんでいます。

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