tag: 東山・山科区  1/3

篠田屋 (食堂:三条) 古都に燦然と輝く「昭和」

 延享13(794)年に第50代・桓武天皇が入京して以来、明治2(1869)年に第122代・明治天皇が東京に遷都するまで、京都は日本の首都であり続けた。 京阪三条駅すぐに立地する食堂、篠田屋。目の前は鴨川が流れ、なかなか風情を感じられる場所である。 この構えだ。嘘偽りの無い昭和、昭和の飯屋が三条にどっしり構えて生き続けている。 古都の資産を活かし、京町家をリノベーションした店舗はあちこちにある。...

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十二段家 本店 (しゃぶしゃぶ・すき焼き:祇園花見小路) 贅沢な空間

どうも、アントン・パーヴロヴィチ・チェーホフです。 真の幸福は孤独なくしてあり得ない。堕天使が神を裏切ったのは、 おそらく天使たちの知らない孤独を望んだために相違いない。   祇園花見小路にある、十二段家 本店。 店外は少しだけ派手に飾ってあるが、建物はかなり古い町屋。 流行のリノベーションではなく、本当に古い建物だ。 床板を踏むとギシギシと音がなり、階段もかなりの急勾配。 どこか田舎へ里帰りしたよ...

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千登利亭 @その6 (寿司:祇園四条) 棒鱈とお祖父ちゃん

どうも、元三大師こと第18代天台座主の慈恵大師・良源です。弟子の恵心僧都・源信とともに、比叡山延暦寺での厳しい修業の後。まあ、寒い日に連れと延暦寺を参拝した帰り、っちゅうことです。 源信がどうしても鯖寿司を食べたいらしい。ケーブルや電車を乗り継いで、京阪祇園四条へ。となると、千登利亭。私も久しぶりなので楽しみだ。 ビールを頼むと突き出しが出た。おっ、棒鱈ではないか?いかにも京都の冬らしい(1...

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四川 (中国料理:蹴上) 高級宴会料理

どうも、顧問探偵シャーロック・ホームズです。 依頼は受けたが、ヴァイオレット・ド・メルヴィルは助けるのが馬鹿らしい愚かな人。 あの人(アイリーン・アドラー)の聡明さとは比べようもあるまい。   エドワード7世国王陛下主催の晩餐会。 早い話が、会社の宴会。 場所は、ウェスティン都ホテル京都の中国料理「四川」。   サーキュラールームとやらが会場。 なんか、結婚披露宴みたい・・・。 先代国王時代とは大違...

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鮨まつもと (寿司:祇園) 祇園という魔性

  どうも、御側御用取次の加納近江守久通です。 御老中といえど我が勢威に敵わず、媚びる有様は痛快なり。   思いがけず、上様に「鮨まつもと」にご招待いただく幸運に恵まれた。 いかにも祇園らしい店構え。 「高い」との評判を聞いているので、自腹ではないがいささか緊張する。   雑誌で見た親方は強面の無口というイメージだった。 が、実際は微笑み絶やさずの柔らかい接客。   突き出しは、もずく。 青森...

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