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御礼と御挨拶

およそ9年弱、このブログを書き続けてきましたが、
本日をもって終了させていただきます。

まずは、この約9年間、このようなブログをお読みいただいた皆様に、
感謝を申し上げたいと思います。

思い起こせば、友人・知人へ行った店の感想をExcelやPowerPointのデータで伝えることを始め、
その頻度が上がる中で更新が面倒になり、手軽な手段を求めて始めたのがブログ(Weblog)でした。

以来だらだらと書き続けてきましたが、いよいよ疲れ、飽きてきたというところでしょうか。

さて、この約9年間でいくつもの素晴らしい店、何人もの素晴らしい料理人に出会うことが出来ました。
美味しい料理と楽しい時間を提供いただいた、すべての方々に厚く御礼申し上げます。

本当に今までありがとうございました。


大阪食べ歩きガイド・マシュラン管理人

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松寿司 @その95 (鮨:阿倍野) 三厩マグロ

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突き出しは、鰯のツマミ。

脂の乗った鰯に仕事を施し、酢漬け生姜や浅葱、茗荷を挟み、
パリパリの海苔で巻く。

美味いねえ。

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鰯を平らげたところで、早速握ってもらう。
まずは、小トロ。

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明石の紅葉鯛。

産卵期を終え、たっぷりと餌を食べた秋の真鯛は、
春の桜鯛に比べて肥えて脂が乗る。

力強い旨味もあり、実に美味い鯛だ。

平目、アマテガレイ、甘鯛などの美味いものに当たると、
鯛が霞むと感じることもあるが、
美味い鯛を食べると改めて白身の王たることを確認する。

間の抜けた繰り返しが未だに続いているw

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鰹。

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塩辛を肴に日本酒を愛でるしばしの時間。

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サヨリの昆布締め。

サヨリも生のままよりも、少し仕事をした方が俄然美味くなると思う。
ただ、とても淡白なので仕事が過ぎると持ち味を損ねてしまう。

その辺りを完全にクリアした素晴らしい塩梅の1カン。

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赤身のヅケ。
この日の本マグロは、青森・三厩産。

爽やかな血の香りに、底力のある鉄、そして酸。
やはり、この時期の津軽海峡マグロは美味い。

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カワハギの肝乗せ。

この時期、よく食べているタネだが、
たっぷり脂の乗った肝の美味さに目を見張った。
過去最高の肝かもしれない。

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部位違いで、大トロを2カン。

イカをたっぷり喰ったことが推測される脂の乗り。

脂の甘みで口中が満たされるが、それに負けない旨味と香りも同時に押し寄せる。
そして、その脂もサラリとして、適度に切れていくから、まったくしつこくない。

近海生鮮本マグロはやはり凄い。
資源保護のための規制で喰えなくなる日もくるかもしれないから、
後悔しないように喰っておこう。

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厚みがあり、脂もしっかり乗ったコハダ。
締めの塩梅も絶妙で、素晴らしい美味さ。

今、松寿司のコハダ塩梅が一番好きだということを親方に話すと、
とある仕事が加わっていることを聞き、なるほどと納得した。

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蛤。

蛤も仕事が変わり、俄然美味くなったタネ。

サクサクッと心地よい歯切れに、芳醇な香り、
溢れ出る旨味のジュース。

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松葉蟹。

美味いもんは美味い、のタネ。

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セコガニの季節のお楽しみ。

身肉、内子、外子をいっぺんに楽しめる茶碗蒸し。

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ブリ。

サラリと切れが良い、素晴らしい脂の質。

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イカ。

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鯵。

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車海老。

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海胆とイクラの通風丼。

痛風の原因になる食べ物が好きな私だが、
今のところ痛風の気配は全くないことに幸運を感じる。

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鯖も素晴らしい脂と旨味。
それを抜群の締めで、最高の1カンに。

コハダにせよ、鯖にせよ、試行錯誤を重ね、
締め仕事が施された握りが本当に美味くなっている。

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穴子。

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玉子。

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鱧と松茸の吸い物。
名残の名残。

もう少し食べておこう。

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キンキ。

炭火で少し炙って脂を引き出し、香ばしさを加える。
これも美味いもんは美味い、のタネ。

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トロ鉄火で締め。

最近、少し食欲が減退気味だが、美味い鮨だけは別であることを
再確認できた。

【訪問時期:2018年11月後半】

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【過去の松寿司】 
その88 ・・・ ブリ・赤貝
その89 ・・・ 首折れ鯖・新痛風丼
その90 ・・・ 香りの余韻
その91 ・・・ コノシロ初体験
その92 ・・・ シンコ・コハダ・ナカズミ
その93 ・・・ 凄まじき鯖
その94 ・・・ 予想外の鳥貝・トロはがし


松寿司
 



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